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闘病記 -CHALLENGE1.0-  復活 Revival 人工透析闘病中 ふぉとぎふとチルドレン

ガン転移再発(1~3クール)
16年前(2006年4月) 精巣ガン切除から約1年後、リンパ節に転移していて化学療法(抗がん剤治療)を行うことになりました。
 そこからが私の闘病生活が始まっていきました。
その当時、娘は小2(7才)息子は幼稚園へ入園する3才でした。

写真は2006年4月4日に入園記念として撮影したものでこの翌週10日(月)から化学療法がはじりこの時は仕事の引き継ぎや治療の副作用、
お金のことや父親がいなくなってしまい子供たちは大丈夫か、、、不安でいっぱいでした。 
10日はくしくも息子の入園式の日でした。

化学療法は必ず月曜日からはじまり抗がん剤と生理食塩水を交互に入れていき朝9時から夜の9時に点滴をする治療で点滴の量も1日約4ℓくらい注入されます。
それが金曜日まで5日間続きプラス2日生理食塩水のみですが1日約2ℓつづ入ります。治療開始まもなくから頭痛や嫌悪感に襲われます。 おきて本を読んだりしていようと思っていたが何しろ時間が過ぎるのをひたすら耐えやり過ごすしかえりませんでした。
そして1日2.3度は嘔吐をして食事はおろか飲むこともしたくなくなるのででるものは胃液しかでませんでした。

そしてこの点滴の治療が終わって約1週間くらいたつと急激に白血球がへってきて個室へ移されます。そしてその個室で回復するのも約2週間くらい待ちます。 合計で約1ヵ月この周期の1回の治療を1クールとよんでます。

当時(今も同じ?)その治療を3クールおこなってトドメに放射線治療をおこなうのが通常で5年生存9割という比較的、生存率の高い方でした。

ガンの種類もセミノーマか非セミノーマという部類で私はセミノーマの方で3クール行ったのちに病巣に放射線をあてて終了しました。
2006年8月末頃

職場復帰
4月から開始して約5ヶ月かかって9月から職場復帰しました。 それでも普通でしたらかなりな大病を乗り越えて克服して仕事復帰となるところですがその後の長くなる闘病生活から思うとほんの序章にかすぎなかったのです。 職場復帰から約2ヵ月たったのちに腸管のリンパにガンが転移(再発)しているのが発覚しました。
医師からも放射線まであててガンも完全に消えていたのにただ稀にこういう人もいてもし望むのであれば東日本だと筑波医大
東京医大などもっと専門に扱っているので勧められたが交通費、その他いろいろ出費もかさなるのでその選択肢はなかった。
2006年11月末頃


ガン転移再再発(4~8クール)
せっかく職場復帰して仕事も慣れはじめてきたのにまたあの苦しい治療をしなければなのか、、、 お金もなくなる一方だし

ガンは思っていたより進行が速く、ある日突然オシッコのでが悪くなり、便の出も悪くなり、腹水が溜まりはじめてきました。
怖いのが水分は尿からでないだけでなく身体全体にうるおいがいかないため常に喉が乾き、飲み物をドンドン飲んでしまい、
腹水もドンドン溜まってしまうという悪循環でした。
腹に穴をあけて水分を取る治療もあるがあまり抜いてしまうと良い成分も抜けてしまうので限度があった

化学療法はある程度前から予定をたてながらおこなっていかなければだが急いでも腹水は毎日増える一方で
そこへ1日5ℓ(4ℓ→5ℓ)の点滴の治療をおこなえば衰弱もしていたのもありショック死してしまうし仮に治療をしても生存率は2〜3割しかないと主治医から告げられました。

それでも私は死ぬなど思っていないし子供たち家族のためにも死ぬわけにはいかない衰弱しながらも治療を行うと苦しまぎれに言いました。

破裂するかと思うくらい腹水は溜まり、苦しみを緩和させるためにモルヒネを打ちました。
 モルヒネは痛みを緩和してくれるが意識わもうろうとして全て歪んで見えてました。
モルヒネが切れてくるとズキンズキン痛み苦しみが襲ってきました。

今思うと私はこの時に間違いなく命を落としていたはずでした。
この時、娘は8才で息子は4才になったばかりで私は37才でした。

その後この時を基準にあれから何年、生きられたと思い

幸い1クールが終わり間もなくすると尿も出るようになり腹水もなくなりました。
ただその間に血栓ができてしまったのと右太ももの裏側が壊死しそうになり背中にはタイジョウホウジンができてしまいそれも大変でした。
そして12月から翌年5月GWくらいまで約半年5クールの治療をおこないました。
その頃には前回同様ガンも消えていて寛解となりました。

そしてタイミングよくある結婚式場でカメラマンを探していてそこで再職場復帰することもほとんど決まっていた。
またガンが再発しないかと不安もあったがまたカメラマンの仕事ができて良かったと話もいろいろ進んでいた矢先にまたガンが腸管に転移(再発)していることが発覚した。
今度ばかりは本当に悔しかった
2007年4月末頃

ガン転移再再再発(9~11クール)
私もここまでくるとかなり開き直っていてまた3クール?4クール?やってやろうじゃないの3クールくらいで治るなら
そして3クールをなんなくこなしました。もちろん苦しさ変わらずどころか身体も1番最初に始めた頃に比べるとかなり弱まっていましたので行えば行うほど苦しさは増していきました。 そして毎回ですがCT、MRI全てにおいてガン細胞は消えている判明はされるのだがこの時も間もなくしてから腸管のリンパにガンが転移(再発)してしまっていた。

この時、11月末頃で皮肉にも去年も同じ時期に腹水が溜まってきていてこの年も同じことがおきてしまった。
2007年11月末頃

ガン転移再再再発(12~17クール)

2008年4月末頃

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